各国の基本情報と特徴

Features

1.ベトナム (正式名称 ベトナム社会主義共和国)

面積32万9,241平方キロメートル
人口9739万人(2023年)
首都ハノイ
民族キン族(越人)約86%、他に53の少数民族
言語ベトナム語
宗教仏教、カトリック、カオダイ教他
政体社会主義共和国
国民の平均年齢31歳
日本国内の状況2024年6月末時点で、日本の全体技能実習生の半数以上は、ベトナム実習生が占めていて、最大のグループ(51.8%)
ベトナム実習生の特徴一般的には、素朴で素直な人が多い。
人前で叱られるのがいやな人が多い。
向上心がある。
手先が器用等。

2.中国 (正式名称 中華人民共和国)

面積約960万平方キロメートル(日本の約26倍)
人口約14億人(2023年)
首都北京(ペキン)
民族漢民族(総人口の約92%)及び55の少数民族
言語中国語
宗教仏教・イスラム教・キリスト教など
政体社会主義共和国
国民の平均年齢38歳
日本国内の状況2024年6月末時点で、日本の全体技能実習生の割合で8.1%であり、全体の4番目になる。 かつては、最大のグループであったが、急速な経済発展により、徐々に減少してきている。
中国実習生の特徴明るくて、素直で、家族に対する愛情が深い
日本との文化も近いので、違和感がない

3.インドネシア(正式名称 インドネシア共和国)

面積約192万平方キロメートル(日本の約5倍)
人口約2.70億人(2023年)
首都ジャカルタ
民族約300(ジャワ人、スンダ人、マドゥーラ人等マレー系、パプア人等メラネシア系、中華系、アラブ系、インド系等)
言語インドネシア語
宗教イスラム教 86.69%、キリスト教 10.72%他
政体大統領制、共和制
国民の平均年齢29歳(2023年時点)
日本国内の状況2024年6月末時点で、日本の全体技能実習生の割合で16.3%あり、ベトナム技能実習生に次ぐ、全体の2番目になっている。今後も割合が増える見通しであるが、日本との文化の違いが大きい部分もある。
インドネシア実習生の特徴温厚でおだやかな性格、親日国 日本語能力が高い。イスラム教での毎日約5回のお祈りがあるが、勤務時間外の調整可能

4.バングラデシュ (正式名称 バングラデシュ人民共和国)

面積14万7千平方キロメートル(日本の約4割)
人口1億7,119万人(2022年)世界第8位
首都ダッカ
民族ベンガル人が大部分を占める
言語ベンガル語(国語)、成人(15歳以上)識字率:77.7%(2022年、バングラデシュ統計局)
宗教イスラム教徒91%、その他(ヒンズー教徒、仏教徒、キリスト教徒)9%
政体共和制
国民の平均年齢27歳
日本国内の状況2024年6月末時点で、技能実習生約1400人、特定技能約400人でありますが、労働人口が多いことに加えて、バングラデシュ政府は技能実習生の送り出しに非常に力を入れており、これから確実に伸びていくと思われる。
バングラデシュ実習生の特徴バングラデシュでは小学校1年生から英語が必須科目であるため、英語ができる人が非常に多い。人材も豊富にあり、日本の人気も非常にあるため、面接参加者はすでに3ケ月以上日本語勉強している子が多い。家族と地域社会とのつながりを非常に重視する文化があり、職場での良好な人間関係が築ける。 失踪は大事な人間関係を壊す行為との認識があり、失踪率は非常に低い        

5.ラオス (正式名称 ラオス人民民主共和国)

面積24万平方キロメートル
人口744.3万人(2022年、ラオス統計局)
首都ビエンチャン
民族ラオ族(全人口の約半数以上)を含む計50民族
言語ラオス語
宗教仏教
政体人民民主共和制
国民の平均年齢21歳
日本国内の状況現在ラオスの技能実習生、特定技能の数は、2023年12月末時点で、合計約600人ですが、非常に日本の文化に近いため、これから増えていくと思われる。
ラオス実習生の特徴ラオスの人口は、少ないですが、若者は多く、海外で働きたいと思う若者もどんどん増えています。文化的にも仏教で、非常に日本に近いものがあり、性格も真面目で粘り強く、組織を大切にする人が多い。